国や地域によって特徴があります
日本語は各地で方言として異なる言葉が存在しているように、英語も国や地域によって訛りがあるものです。
特に日本人が話す英語はジャパニーズイングリッシュ略してジャパニッシュと言われるほど訛りが強いと言われており、ネイティブスピーカーには伝わりにくいと言われています。
英語の学習をする際にはできるだけ訛りのない英語を参考にするべきと言われていますが、ここでは各国の英語の訛りがどのくらい違うものなのかをご紹介します。
参考:http://www.u23.net/canada/accent.html
アメリカ
アメリカで使われている英語については、アメリカ独自の訛りがあると言われています。
日本人が学校で教育を受けるのはアメリカ訛りの英語なので、多くの人にとっては馴染みのある発音だと言えます。
特にアメリカの南部は訛りが強い特徴があるそうです。
アメリカで使われている英語は省略する言い方をする場合が多いことも特徴的です。
例えばwant toという言葉をwannaと省略する言い方をしますが、この言葉遣いはイギリスでは見られない表現とされています。
イギリス
イギリスの英語も訛りが存在しており、地域や階級などの違いによって発音や語彙が異なっています。
日本語のように地域によっては理解できないような方言が存在しているため、イギリス人同士が会話をしていてもお互いに何を言っているのかわからないというケースもあるようです。
アメリカで使われている英語と比較してみると、はっきりとした発音をするのが特徴と言えます。
例えば、Appleはイギリスの発音はアップゥでアメリカではエアポォゥという表現になることから、実際に聴き比べてみると異なる言葉のように感じられます。
アメリカ英語の発音に慣れている方が、いきなりイギリス英語の発音を聞くと何を言っているのかわからないと戸惑うことが多いため、これらの違いをしっかり把握しておくことが大切です。
カナダ
世界各国からたくさんの移民を受け入れているという特徴があることから、誰にでも通用するわかりやすい英語が使われています。
アメリカとイギリスの英語がうまく融合しているという印象を受けることから、英語の勉強をする際にはカナダがわかりやすいとして留学先に選択する方が多いようです。
地域によっても訛りがほとんどないと言われています。
フィリピン
英語を公用語として活用していることから、日本人留学生も多く訪れています。
他の国と比較して格安な費用で英語の勉強ができるとされていますが、やはり訛りは存在していると言われています。
元々現地語として使われているタガログ語やセブアノ語の訛りが見受けられますが、アジア人特有の訛りなので日本人にとってはとても聞き取りやすい英語だと言われています。