多方面で認められる実績に
英語に関する試験の中でも実社会で認知度が高いのが実用英語技能検定いわゆる英検です。
文部科学省が後援している試験として知られており、日本で最も多くの人が受験している英語関連の検定試験になります。
1938年から実施されている実績もあることから信頼度が高く、最上位資格である1級合格者は通訳案内士の筆記試験の中で外国語・英語が免除されるなどのメリットがあります。
高校や大学などの入試では有利になる面もあることから、積極的に上位級の取得を目指す学生も多いです。
英語関連の検定でも一番人気を誇る、英検の特徴とメリットについて解説します。
英検の特徴
英検を受験する人は年々増加傾向にあり、現在は小学生から大人まで幅広い年齢層の方がチャレンジしています。
国を挙げて英語力をアップする取り組みが積極的に行われており、小学校の義務教育でも英語が必修科目になる動きから、一生懸命勉強する人が増えています。
これからの国際社会では英語の実力を習得することが必要不可欠と言われており、日本人全体の英語力をアップさせることが大切だとされています。
英検は英語力を評価する試験として歴史があることから、実社会でも広く認知されており、信頼性が高い資格になります。
英検は民間資格ですが、後援しているのは文部科学省ということもあり上位級の有資格者は多方面で活躍することも期待できます。
優秀な成績を収めた方は表彰される可能性も高く、より良い成績を目指して頑張ることもできます。
英検は5級から1級まで7つのレベルが設定されています。
自分の実力に合わせてどの級から挑戦しても良いので、順番に確実な合格を目指すこともできますし、最初から高いレベルを目指すことも可能です。
日常的に活用できる英会話から、ビジネスシーンに活用できる本格的なレベルを目指すこともできます。
英検合格を目指すメリット
英検の上位級に合格していると受験や進学の際に有利になるメリットがあります。
受験の際に合格判定で優先される場合や内申点に加算される、単位認定されるといった優遇も受けられます。
優遇校は全国各地に1700校以上存在していることから、優遇措置を受けるために上位級合格を目指す方も多いです。
英検に合格することで海外留学のチャンスを手にすることもできます。
日本だけでなく世界各国の教育機関でも英語の語学力を習得している証として認められることから、英検の上位級に合格していることで留学できる可能性が高くなります。
英検留学の認定校は主にオーストラリアやアメリカなどに存在しており、実際に留学を果たしている方がたくさん存在しています。
このようなメリットがあることから、英検は将来的にグローバルな活躍を目指している方に役立つ資格であることは間違いありません。