海外からのお客様が多くなった日本で
海外から多くの観光客が訪れるようになった日本では、海外からのお客様にふと声をかけられる機会も多くなっています。
特に京都、大阪、東京などは海外からのお客様が非常に多くなっていますので、道順を聞かれたりすることも多くなっています。
道を教えて揚げた時に、海外の方から「Thank you!」といわれてなんと返せばいいか?この返し方がわからないという人も少なくありません。
ありがとうと言われた時、英語でどのように返せばいいのか、グローバルな社会になりつつある日本だからこそ、しっかり覚えておきましょう。
英語のありがとうに対し丁寧に返す言葉
学校ではThank youといわれた時に、You’re welcomeと返すように学習しますが、これは丁寧にどういたしましてという返し方になります。
このwelcomeの前に、very、more thanなどを付けることによってより丁寧などういたしましてという表現です。
店員さんや知らない人に返すときにはこうした丁寧な返し方が最も適している表現です。
更にDon’t mention itやNot at allなど、例には及びません、全く構いませんという返し方も、イギリスではよく利用されています。
友達や親しい人に返すカジュアルな返答
Thank youに対してもっとフランクにカジュアルな返し方をしたい時には、No problem. No worries. など、日本語でいうといえいえ、なんでもないよという表現を利用する時もあります。
この場合、かなりカジュアルな表現として、SureやYou betなどもあります。
アメリカではこうした返し方が多いのに対して、オーストラリアなどではNo worriesなどがよく利用されています。
国によっても使う表現が違いますが、伝わらないという事はありません。
ただ国によってこうした返し方の使い分けができるとより表現豊かな英語といえるでしょう。
どういたしましてに返す表現として注意したいこと
my pleasure.というのは、私の喜びという事になるので、何気ないありがとうに返す言葉として利用すると少しおかしい表現となります。
何かを拾ってあげてThank youといわれた時、My pleasureといわれたらこれはしっくりこない表現として不思議・・と思われるかもしれませんが、おいしい食事を用意してくれていたり、おいしいコーヒーを入れてくれた店員さんに対し、Thank youといった時、店員さんがMy pleasureという時にはピッタリくる表現です。
こちらこそと返したい時
ありがとうと言われてこちらこそありがとうと気持ちを伝えたい時、Thank youに対して、Thank YOU.と返します。
YOUにアクセントを置いて表現することで、あなたにという部分が強調されるため、「こちらこそありがとう」という表現に出来るのです。
英語はニュアンスで伝えるという事も多くなるので、ややこしいと感じますが、覚えてしまえば問題ありませんし、こうした使い分けができるようになれば英会話も楽しく感じられるでしょう。